2024/05/19 13:25 |
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2012/12/06 06:30 |
キミとボクの身体 |
ちょいエッチです。
大丈夫な方はどうぞ!
「不公平だと思う」
ベットに入るなり遊戯は口をとがらせた。
「なんだよ、相棒。機嫌が悪いな」
「…」
「何を怒っているんだよ」
怒っているわけではないのだが。遊戯はもう一人の遊戯にどうしても納得できないことがあった。
先ほど一緒に風呂に入ったとき。
そして、たぶんこれから二人で服を脱いで行為をするとき。
「ボク…背も低いし、小学生に間違われることなんていつもだよ?」
「?」
「なのにキミと入れ替わったら、とたんに間違われないくなるし…その…他にもさぁ…」
肝心なことはそこではない。
「なんだよ。言いたいことあるならハッキリ言ってくれよ」
「…」
ガバっと遊戯はシーツをかぶる。今から言うことを<遊戯>に聞かれるのが恥ずかしい。
「ち…が…。かぶ」
「何だ?聞こえないぜ」
「おちんちんが!ボクは子供みたいなのに、キミは違うのはなんで!?」
思わぬ言葉に<遊戯>は目をパチパチさせた。
「相棒は俺のアソコが気になるのか。じゃぁ…今すぐ…」
そろりと手を小さな体に伸ばす。
「わぁ~!もう!だって嫌なんだもん。ボクばっかり子供みたい。キミは違う。キミは…お、大人だもん」
「気になるか?」
「…ウン…」
「俺は気にならないけど」
「どうして?」
チュ…と遊戯のおでこにキスをする。
「相棒のこと好きだから…だから…」
首筋をついばんでいく。
「ひゃぁ…も、もう…あ、あのさ…おかしく…ない?」
「チュウ…ん?」
「子供っぽい身体…」
相棒は自分の身体に随分コンプレックスがあるみたいだ。
<遊戯>は顔を赤くさせながらしゃべるもう一人の自分を優しくなでた。
「おかしくない…興奮する…ほら…」
可愛らしい手を自分の股間に導く。
そこはズボンの上からでもしっかりとわかるくらいに起立していた。
「ふあ…あ…もう一人のボク…」
「相棒…触ってくれよ…俺も触りたい…」
二人はズボンを下ろし、互いの性器を手で慰め合う。
「うぅ…うっ…うあ…」
「相棒…」
皮のかぶった遊戯のペニス。
先からじっとりとした液が漏れている。
「恥ずかしい…やっぱりボク…こんな身体嫌だよ」
「俺はその身体に興奮してるのに?」
「あ…あぁ…皮を…いじらないで?」
上下にこすりあげる。
遊戯も負けないようにと手を動かしてはいるがうまくできない。
自分ばかり感じてしまっている。
「うぅ…あ…あん!」
「濡れてきた。気持ちいいか?」
気持ちいいに決まっている。
敏感なところを愛撫され、耳元でいやらしくつぶやかれる。
それだけで、もう遊戯は達しそうになる。
「駄目ェ…い、いっちゃう…恥ずかしいよ。ボク…すぐいっちゃ…うもん…」
「恥ずかしがるところも興奮する」
手の動きが早くなる。
クチュクチュとした音に透明の液が絡みつく。
「イキたいか?」
「うん…!出したい…キミの手で…イキたい!」
「イっていいぜ、ほら…もうはちきれそうだ」
ドクン…ドクン…
身体が悲鳴をあげる。
下半身がガクガクと自分の限界を知らせる。
「ひぁ…で、でるぅ!!」
ビュクー!
白い精が勢いよく飛び出る。
「あ、あぁ…出る!出るよぉ…まだ…ま…だ…ふあぁ…」
「相棒凄い…どんどん出てくる」
射精は長いこと続き、<遊戯>の手を汚した。
「ご、ごめんね…はぁはぁ…いっぱい…出ちゃった…」
「満足した?」
「う、うん…」
「もう自分の身体のことで悩んだりしないか?」
「あ…」
「どうだ?しないか?」
「しない…しないよ」
チュ…
あどけない唇に吸いつく。
「うぅ…うちゅ…」
「約束…な?」
「うん…」
もうひとりのボク…優しいな…
遊戯はキスしながら大好きな恋人のことに手をまわした。
大好き…ずっと好き…
子供っぽいのはボクの心だね…恥ずかしいな。
キスをしながら遊戯は目をとじる。
今度はキミがボクで気持ちよくなってね…。
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