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パズルのかけら

Y☆G☆O闇表SSブログです。同人、BL、男性同士の性描写が苦手な方はご遠慮ください。闇表好きさんはどうぞごゆっくりしていってください。原作者様、関係者様とはまったく関係のないファンブログです。
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2024/05/19
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2011/04/08
00:30
過去

闇表でエッチありです。
大丈夫な方はドロー!!


目を開けるとそこは広い王宮だった。
≪遊戯≫は目の前のできごとに唖然とする。
自分の姿も確認すると、きらびやかな装飾に身を包み、大きな玉座に座っていた。

(これは一体!?)
とまどう≪遊戯≫に一人の女性が近寄ってきた。
「ファラオよ、今夜の夜伽の準備が済みました。さ、こちらへ来て顔を見せなさい」
ファラオ?この女は俺をファラオを呼ぶ。周りには女と同じような装飾品とマントで身を包んだ男たち。
そして…
女の後ろから現れたのは、まぎれもない遊戯だった。
「相棒!?」
ガタっと椅子から立ち上がる≪遊戯≫。その様に周りの人間が驚く。
「ファラオよ、それほどこの者がお気に召しましたか?私どもも嬉しい限り…」
「ち、違う!こいつは相棒で!」
相棒のはず。彼はいつも一緒にいてくれる大好きな遊戯。
その遊戯はなんと、首を鎖に繋がれ、手は後ろ手に縛りあげられている。
来ているものは女性用の下着のようなもの。おそらくこの人間たちが着せたのだろう。
「さ、ファラオに挨拶をせぬか」
カチャン…と鎖の音がこだまする。
「ファラオよ…今夜は私があなた様のお相手をいたします。どうか、可愛がってくださいまし」
「あ、相棒…。何を言ってるんだ…」
深々と頭をたれる遊戯に似た少年。
よく見ると体は震えていた。
「夜伽の準備は済んでございます。さ、ファラオ、こちらへ…」
一体どうなっているんだ…。

 

広いベッドに豪華な天井飾り。
香がたかれた室内は何とも不思議な雰囲気を醸し出していた。
そんな中、≪遊戯≫はどうしたらいいかわからず部屋をぐるぐるまわっていた。
「夜伽って…。それに俺は何故ファラオなどと…」
「ファラオ…もしや私がお気に召しませんでしたか?」
一人悩む≪遊戯≫に、そっくりの少年が語る。
「申し訳ございません。でも一生懸命ご奉仕させていただきます」
少年はゆっくりと≪遊戯≫に近づく。
「待ってくれ!キミは相棒じゃないのか!?」
「相棒?ボクはユウギという名です。ファラオ…」
ユウギ?
ユウギの体は震えていた。とてもご奉仕などと進んでするかのように見えない。
「私にできることはファラオを慰めることだけ…。どうか、私でご満足を…」
「おかしい…これはどうなって…」
「何でもお言いつけください。この口も手も足も、全てあなた様の…も、もの…」
最後のほうは、震えてうまくしゃべられなかったようだ。

この少年はこんなことしたくないんだ。

≪遊戯≫はそっと首の鎖と手を自由にした。
「ファラオ!何故です!!どうか、どうかボクで…ボクをお使いください…」
「こんなに震えているじゃないか…。嫌なんだろ?」
「ファラオ…」
ユウギがポロポロと涙を流す。
「ボク…恐ろしくて…王様という方はどんなお方とずっと不安でした」
(俺が王様?)
「あなたはとてもお優しく、慈悲深いお方だったのですね…。ありがとうございます。このご恩は忘れません…」
「その顔で言われると、嫌がることはしたくない…というかだな…」
「?」
グニャリ…
急に周りの風景が歪み始めた。
「な、なんだこれは!?」
「ファラオ…どうかお優しいあなたのままで…」
「ユウギ!ユウギ!」

 

 

「もう一人のボク!」
ハッ!
≪遊戯≫はベッドから飛び起きた。
額からは汗が吹き出している。
「大丈夫?凄くうなされていたよ?」
(…夢?それにしてはリアルだった…)
「ああ、大丈夫…変な夢を見たんだ」
隣に眠る遊戯につぶやく。
「怖い夢だったんだね。よしよししてあげるね」
遊戯はそっと≪遊戯≫の頭を撫でた。そっと背中に手を回し抱きしめる。
「相棒…」
その暖かさを感じると、目覚めの悪さが遠くなっていった。
相棒はここにいる。
「とても…不思議な夢だった。俺は王様で、相棒そっくりのヤツが出てきて…」
「王様?フフ、キミが王様か~。似合ってるかも!」
「そんないい夢じゃなかった。相棒…」
小さな唇にキスをした。不安を消すように。
「う…ん…。怖いの飛んで行った?」
「ああ、飛んで行った…」
「よかった…もう一回…しよう?」

チュ…今度は舌を絡ませた熱いキス。
暖かい。やっぱり相棒はここにいる。
「したい、相棒…いい?」
「…うん…」
≪遊戯≫はそっとパジャマをめくった。
白い肌に熟れた桃色の乳首。舌でつつき、舐めあげる。
「んあ…あぁ…」
ピクピクと体が反応する。
「もう一人のボク…気持ちいい…」
月明かりが差し込む部屋。
その中で味わう遊戯の体。

「どうかお優しいあなたのままで…」

あれは一体どういうことなんだろう…。
「どうしたの?」
愛撫が止まり、考え事をする≪遊戯≫に遊戯は首をかしげる。
「やっぱりしたくない?」
「いや、いっぱいしたい…」
「えへへ…ボクも…」
忘れよう、今はこんなに美味しい相棒が待っている。
舌先で乳首から一気に首筋に舌をはわせた。
「ひゃぁ…やぁん…あ、ああ…」
「ここ、弱いな相棒。噛みつきたくなるくらい白いぜ」
「駄目だよ…。噛んじゃ駄目ェ…」
息が上がる遊戯。
頬が桃色に上気し、白い肌も色づいている。
もっと食べたい…。
遊戯はブリーフごとズボンをはぎ取った。
「ひゃ!恥ずかしい…ボク…ボク…」
そこには皮から少し頭を出した未熟な性器があった。
先からトロ…とカウパー液が漏れている。
我慢できず、下着も湿っていた。
「気持ちよくしてやるからな…相棒…」
「うん…」
今にもはち切れそうな性器を口に含む。
「ああ!ん、んぅ…口…凄い…あったかい…」
腰をよじりながら艶のある声をあげる。

その声でどれだけ下半身が反応するかわかっているのか?

舌先でつつき、唇を使い、竿を丁寧に愛撫する。大きさが増し、硬くなってくる。
「あ、あん…いいよ…いい…感じちゃうよ…」
「いきそうか?」
「うん…ボク…すぐ出ちゃうよ…」
「フフ…可愛いな、相棒」
含んだ部分を上下に動かすと、先端から液がドッと溢れた。足は震え、腰は誘うように動く。
「ふああ!ダメェ…いっちゃう…いっちゃう…でる…!」
ジュポ…ジュポ…上下の動きが早くなる。
「駄目ェ…あ、あーーー!!」
ビュクン!ビュクビュク!
≪遊戯≫の口の中に精液が広がる。ゴクリ…ゴクリと飲みほしていく。
「あ、ああ…あ…」
全てを出し切った遊戯はぐったりとしてベッドに体を投げ出した。
「先に出しちゃって…ごめんね…」
「フフ…可愛いな、相棒は」
グイっと力のない両足を持つ。そのまま上に上げ、奥まった小さな入口を広げる。
「ひゃあ!恥ずかしいよ…」
「俺が舐めるとこ見てて…」
ジュゥ…と小さな入口を遊戯の精液と自らの唾液を使い犯していく。
舌先を入れ、グリグリと押す。
「ああ…それ、気持いい…ふあああ!」
「お尻好きだな…相棒…」
「う、う…イジワル…言わないで?」
舌の代わりに親指を入れる。ぐりぐりと内壁をさぐり、進む。
「うあ!ああ…もう一人のボク…あ、ああ…」
「痛むか?」
「あ、あ…大丈夫…」
指でしっかり慣らすと、そっと自分の性器を取り出し、あてがった。
中に入りたくて大きく硬くなっている。
「早く相棒の中に入りたい…」
「…ハァハァ…うん…きて…ボクも…欲しいよ…」
ズプリと性器が挿入される。
「ふあぁ…あん、あん!大きい…凄いよぉ…」
「相棒…あったかい…」
二人は抱き合いながらお互いをむさぼった。
性器はすっかり中に入り、遊戯のいいところをさぐるように動く。
「ふあ…あ、いい…気持いい…。そこ…」
「ここ?」
「ああ、そこ!凄い…体がビクビクするよ…」
小さく、細い腰をつかみ、激しく動く。そのたびに遊戯のペニスがはね、先走りをちらす。
「ボク…またたって…きちゃ…ひゃあ…」
「相棒…相棒…」
グチュグチュと結合部からいやらしい音が聞こえてくる。
「もう駄目…ボク…ボク…」
「全部出したい…相棒の中…」
「してぇ…ボクの中に…いっぱい射精してぇ…」
ビュク…遊戯の体の中で弾ける。
頭の中が真っ白になる。
「あ、ああ…出てるぅ…白いの…出てるよ…ボクも…ボクも…!」
射精を感じた遊戯もまた白い性を放った。
「相棒…ずっと、優しくするから…」
「?…キミはいつも優しいよ…」

 

「夢の中の相棒も可愛いかったけれど、本物には負けるぜ」
「夢の中のボクって何をしていたの?」
どう答えようかと悩む…。
「可愛かった」
「ええ~、なぁにそれ~」
あの夢は一体なんだったんだろう。
でも、相棒はここにいる。
それでいいじゃないか。夢は所詮夢なのだから…。
 

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