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パズルのかけら

Y☆G☆O闇表SSブログです。同人、BL、男性同士の性描写が苦手な方はご遠慮ください。闇表好きさんはどうぞごゆっくりしていってください。原作者様、関係者様とはまったく関係のないファンブログです。
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2011/03/25
23:59
未来からきた男の子


十代が出てきます。
王様が凄く豆腐です。ドタバタなコメディ。楽しいお話です。



考えてほしい。
もし、自分の恋人が他のヤツと楽しそうに食事とかしてたら…
もう、なんかいたたまれないだろ!?
なんか、考えちゃうだろ!だって、めちぇくちゃ可愛い…可愛い…


俺の相棒が他のヤツと楽しそうにハンバーガー食べてたら、もう…
知っている友達なら俺だって何も言わないし、こんなモヤモヤした気持ちにならないぜ。
相手が…相手がだ…
未来から来て、しかも相棒を
「尊敬してます!遊戯さん!俺のハネクリボーを見てください!」
とか言って、か細いというか俺はもう、いつも吸いつきたいと思っている相棒の手をとってやがるし。
「十代くん、ハンバーガー好き?」
ああ!駄目だ相棒!!そんな首をチョコンとかかしげながら聞いては駄目だ!ああ~、首舐めたいぜ!!
店内だろうとかまわずいちゃいちゃしてやりたいぜ!
あ、ちなみに俺は相棒に
「キミどうして今日は不機嫌なの?折角十代くんが遊びに来てくれたのに…。もう知らないよ。パズルの中で一人で怒ってなよ!」
って言われて中に引っ込んでます。泣きそうだぜ!
「はい!美味しいですよね~。特にここのハンバーガーはこう、うまい!って感じです」
「えへへ、そうだよね」
えへへって相棒…。その笑顔は俺にしか見せないはずじゃ…。俺の思いすごしか!
「遊戯さん、ぜひ俺とデュエルしてください。俺、ハンバーガー食べるのも楽しいけど、やっぱりデュエルしたいです」
一人でしてろ!
「うん!もちろんだよ!楽しみだね」
ええ~。泣いてイイですか…。
いや、駄目だ。この今の俺の状態ってかなり痛いんじゃないだろうか。
嫉妬というヤツだよな。これ、恥ずかしいよな…。情けないよな!!
そうだ!相棒は俺のこと一番好きなんだ。フフ…一番…フフ…。
ここは、かっこよく十代に「よ!」とか言って出て挨拶したほうがいいよな。
俺の嫁が何か?みたいな感じで。よし!
「あ!遊戯さんケチャップが口のとこについてますよ」
「え?どこ?(ゴシゴシ…)」
「あ、そこじゃなくて…はい!とれました!…ペロ…うん!ケチャップうまいですね!」
無理だ…。
「あ、ありがとう…十代くん…」
AIBOOOOOOOO!!!!
何故頬を赤らめる!!その姿は俺の前だけだと思っていたのに!!でも可愛いぜ☆
ああ、凄く楽しそうだぜ…。こんなことなら素直に出て一緒に混ざればよかった。く、表に出られないし、十代は俺のこと見えるから出て相棒にセクハラ…あ、スキンシップもできないぜ!
「そういえば、今日もう一人の遊戯さんはどうしたんですか?出てきませんね」
「うん…。なんか機嫌が悪いみたい。ほっといたらいいよ」
AIBOOOOOOOO!!!!!
うわーーーー!!やめろーーーー!!!そんな相棒俺は知らないーーーー!!!
「うわ!!遊戯さん!?千年パズルから凄い量の液体が出てますよ!?」
「え、うわぁ!?なんだこれ!!何やってんだよ!もう一人のボク!!」
あ、相棒…涙が止まらないぜ…。あ、パズル拭いてくれるのか?優しいぜ…相棒…好きだ。
「外に出てこれない理由があるんですよ、きっと…」
ドキーン!
「え~、ただむくれてるだけだよ」
「これは…きっと…」
ギクー!
「…花粉症ですね!」
ブー!!!
「そっか、もう一人のボク涙が出るのかな?可哀想。花粉症って知らなかったよ」
「地獄のように痒いらしいですよ。大丈夫かな、もう一人の遊戯さん。だから外に出られないのか」
違う!!こ、これは普通に泣いてるんだ!ちくしょう!!
「ハンバーガー食べたらデュエルですよ!は~、ワクワクする!!」
「えへへ。でも十代くん、もう一人のボクのほうとしたいんじゃない?ボクはね、いつももう一人のボクに助けられてきたから…」
相棒…。何言ってるんだ!俺は相棒がいないと何もできない。
「デッキもね!二人で考えたんだよ。ボク用のもあるけど。やっぱり二人で考えたデッキで十代くんと戦いたいな」
「遊戯さん…」
遊戯さん…ジーン…じゃないだろ!!見過ぎだ!!十代!!俺の相棒をお前はガン見して…。
くそう!相棒のちょっと伏し目がちな目を見つめるな!!学ランからちょっと見えそうな鎖骨とか、柔らかそうなほっぺ(実際マシュマロンより柔らかいぜ?)をガン見し過ぎだ!俺のだ!!
ああ~…触りたいぜ…。
はっ!俺もガン見してた!違う、こんなことしてる場合じゃない!!
「相棒!」シュイーン☆
「わぁ!?もう一人のボク!?どうしたの!?」
「あれ、もう一人の遊戯さん!!…やっぱり花粉症が…。目が赤くなってます。大丈夫ですか?」
悔しくて泣いていただけとは言えないぜ。
「あぁ、大丈夫だ。十代。ひ、久しぶりだな。そして闇のゲームをするぜ!」
「えええええ!?」
「もう一人のボク!何言ってるんだよ!!どうして十代くんが闇のゲームを」
「お前が負けたらマインドクラッシュ。俺が負けたら、まぁ、それはそれで」
「ずるくないですか!?」
だって、相棒と楽しそうに話すんだもん。俺だって話したいもん。
「あの、もう一人の遊戯さんって花粉症で出てこれなかったんじゃなくて…ヤキモチ焼いていたんじゃ…」
「グホ!な、なな何を言ってるんだ。このクラゲは…」
「十代くん、それはないよ」
相棒…!!
「いくらなんでも、そこまで子供じゃないよね、もう一人のボク?」
うわわわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!
「わー!もう一人の遊戯さんが泣きながら走って行ったー!!!何処行くんですかーーー!!!!」
「…図星だったんだ…」
負けた…負けたぜ…。十代…。まさかの相棒のダイレクトアタックで俺のライフは0だぜーーーー!!!!

 

走っても行くところがないので、また戻ってきたら二人は楽しそうにデュエルしてました。
また泣いてもイイデスカ…。

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